この秋から来年春にかけて、シルバー人材センター様からのご依頼で
登録会員の方々を対象にした
人権と接遇・コミュニケーションをテーマに講義をさせていただいております。
「人と企業を結ぶエキスパート」
(株)ジョブアシストさまの仲介です。
全5回、一回ごとにおよそ400名の方がお越しになります。
会場の広さも相応に大きく、
「座学が中心になるでしょう」とのことだったので、
わたくしの得意とする
ワークショップ形式やファシリテーターの立ち回りは手放し、
3ページのハンドアウトとパワーポイント(PP)で座学進行することに。
PPは「見せる」ことが最重要項目です。
教室では、
プレゼン練習に来られる方々にPP資料もお持ちいただきますが、
多くの方が作り始めにうっかりしがちなのは、
「自分も画像を見ながら説明できるように作ってしまう」こと。
説明文を画像のなかにふんだんに取り込んで、
それを自身が読みながらグラフや写真について説明する。
これはよろしくない。
聴衆を見ないで画面ばかり見てしまう失礼はもちろんですが、
そんな時の聴衆の心の声は
「聞かなくても読んだらわかる」です。
さらに、説明が多くなると必然的に文字が小さくなり、
読んでもらうこともできなくなります。
写真やグラフはできるだけでっかく配置して、
「さて、この資料が意味することが何か、お分かりですか?」
なんて問いかけたほうがよほどしっかり見てもらえます。
また、ハンドアウトと同じ絵や資料で連携させすぎると、
わざわざ見せて話す意味が薄まってしまいます。
ハンドアウトには書き込めるスペースを作って
そこに書き込むべき言葉や内容をPPで見せながら説明すると
どちらも注意を引き続けることができます。
・・・と、日々、割と偉そうに指導しているわたくしですが。
今回作りながら反省いたしました。
絵の下に説明入れたいな〜〜〜〜〜っ!<真面目に>
(入れる入れる入れる・・・・あ!字が小さくて多くなった!)
アニメーションじゃんじゃん使って楽しくできんかしら〜〜〜〜っ!<わくわく>
(動かす動かす動かす・・・・あ!不必要がいっぱい!)
ダメですね〜。アニメーションも使いすぎるとうざいです。
気をつけましょう。笑