11月3日、涙活朗読ライブ、多数のご来場ありがとうございました。
今回は、「涙活」をテーマに、泣けるお話をチョイスしてお送りしました。
ないたあかおに
スーホの白い馬
いつでも会える
くまとやまねこ
わすれられないおくりもの
の5本です。
全て絵本なので、お客さまと一緒にページをめくる感覚で映像処理にも趣向を凝らしていただきました。
映像・BGM担当はひぐませんせいです。
これがまたすばらしく、お客様の評価も上々でした。
かねてより、自分の中で約束していたのですが、
私事ながら 最後の演目、「わすれられないおくりもの」は、
昨年夏に早逝された、お世話になったプロダクションのM氏の追悼にしたい。お客さまにもお話をし、ご理解いただいた上で一緒に聴いていただきました。ありがとうございます。
朗読会のあくる日、11月4日から、そのM氏がとても大事にしていた仕事の現場に飛びました。彼と共に仕事をしてきた仲間たちと一緒です。
準備と本番で計3日間。共に過ごしながら、その会話の端々にM氏は登場しました。
姿はなくてもM氏はいつも一緒にいるようで、でも現実やっぱりいなくて寂しくて。そんな中で感じる、「彼が残してくれたもの」
人の繋がり、空間、手順。。。
目に見えない宝物がたくさんあって、すべて今も活きているのがわかります。
このブログを書いている今日、11日はM氏の月命日。
今日も少しだけ菩提寺に立ち寄ってきました。
そこにいないこともわかっているけれど、なんとなく、です。
報告とお礼を言いに。
「わすれられないおくりもの」
の最後のシーン。
「ありがとう、あなぐまさん」
の、きもちなのです。
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