お世話になってるプロダクションの社長・副社長に迫られ、
いやいやながらも、まあ、ええか、と入ったLINE。
早速に「わ〜〜!花もっさんや〜!」と連絡をくれた後輩男子。
LINE上でやり取りし、
彼が帰阪する際に事務所に来てくれる事になった。およそ20年ぶり。
1990年初頭、私は20代、彼は10代後半だったかもしれない。
司会とPA という関係で、
共に創った(担当した)披露宴は50件ほどだろうか。
当時からピアノの名手だった彼は、
常々に「音楽で生計を立てたい」と将来の夢を語っていた。
LINEに綴られた言葉には、
「僕は今、東京で作曲家として活動しています」とあった。
夢、大きく、達成してるやん!すごいやん!嬉しい嬉しい!
そして、昨日。 彼はうちの事務所にやってきた。
20代のあの頃よりもうんとずっとかっこ良く、男前を上げていた。
「生き方」だなあ。と感じた。
口調も、雰囲気も、何も変わらないけれど、
でも、深く、熱く、雄々しく、品よく、凛としていた。
褒めたら昔の顔のまんまで照れまくってた。
彼の創る「音」は 精神世界と現実の狭間を行き来する。
デジタルとアナログ 過去と未来 西洋と東洋
対局にあるすべてを飲み込み融合させ
柔々とした混沌の中を貫く光を見る気がする。
人の芯をさやさやと撫で、時にこつこつと叩く。
今や、映画音楽のオファー等など国境を越えて活躍中らしい
「はなもっさん、前とおんなじ仕事してくれてて、嬉しい〜!」
と言ってくれた彼の言葉が、嬉しくて。
がんばれ!後輩!!次はフランスデビューやっ!
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