秋の風の匂い。日曜日の夕方、待ち合わせ場所へ向うため、
普段は使わない、イレギュラーな駅へ徒歩で向うわたくし。
道すがら、雨上がりの田んぼの上にトンボが飛んでいる。
「!!!」と携帯カメラを向けると
ファインダーの中でいなくなってしまった。残念
携帯持って、ぼよよ~んと田んぼ脇に立ち尽くすわたくし。変な絵である。
ふと目線をそらすと、・・・ご立派なひょーたん。…が干してありました。
わぁ。ええねぇぇぇ。。。。
流線型のフォルムが。1メートル近くあるよ。。。。しかも。
自然の織り成す妙に感心のため息。
ひょうたんは自分がひょうたんなことをちゃんと知っていて、
勝手気ままに育っているようでもしっかり忘れずくびれを作るのです。
えらいやんか。
夏に育ちまくったひょうたん君達。この季節は「DRYING」だねぇ。
と感銘しながらよそ様の倉庫の前で携帯持って立ち尽くす私。
真っ赤なトンボは撮り損ねたけれど、よそ様の田んぼと倉庫のおかげで
初秋を感じることが出来ました。
ぷらぷら歩いて、イレギュラーな小さな駅へ。改札前にて切符を買い、はたと気づく。
電車が なっしんぐ。。。。え?
ないのだ。一駅ぶん乗るだけなのに。来ないのだ。電車。
次の電車の到着まで13分。約束の時刻を確実に過ぎる。
ローカル駅をナメてしまった。ひょうたんで感銘している場合ではなかった。
涙に咽びつつホーム脇に一人立ち尽くすわたくし。今日は立ち尽くすシーン多い。
来ない電車を待ちわびて線路を覗き込むとそこには黄昏行く線路
線路ってこんなにステキだったかしら???
あら。///////////なんか、また新しい物語が始まりそうなカンジ。
電車がきたらここから出発するのね~♪
今から行く呑み会は俺たちの再出発。こりゃ、BGMも欲しいカンジ。
だんだん早くなる日暮れ時。昼と夜の間の黄昏時
ちょいとうろうろするのは、なにかイイモノ見つかりそうで とてもスキです。
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